
飯の後は一休みして風呂じゃ!
まずは露天風呂へ
なにしろ俺しかいないからな!
露天風呂は、かなり階段を下りたところにある。
道路側から見ると2階建てぐらいの建物だけど、
崖っぷちに建っているので奥は5階か6階建てぐらいある。
そのぶん下に降りてゆく。

携帯なのでこれしか映らないけど
露天風呂
向こうは真っ暗森
の向こうに吾妻の谷と、家の灯りと、山が見える。
ぜんぶ、もうすぐダムの底に沈んでしまうモノだ。

ここの露天風呂の売りはでかい水車。
ガッコンガッコン回っている。

いちおう公式HPからも写真を登用しておこう


こんな感じのロケーション

たっぷり1時間以上風呂に入ったり出たりしながらのんびり
上りと下りの汽車が通った
真っ暗な谷を3両編成の汽車が走っていく感じがいい
ガコーンガコーンと汽車の音が谷間に響く
こんなかんじ

自分に
絵日記の才能があることに気がついたわ
さんざん露天風呂を楽しんだ後、
内風呂へ移動
貸し切り風呂というのもあるんだけど
今日は全館貸し切り状態なので関係ない

ここはガチ源泉でクソ熱い
湯温76度とかのレベル

水足さないと入れないわ
というわけで少し水を出して様子を見る
さっきの露天風呂は無臭に近い感じだったけど、
この内湯はかなりはっきりとした硫黄臭があってうれしい限り
ちなみに、入り口に貼ってあったポスターは
なかなかわかっている感じだった


昭和45年でこのレベル
群馬県温泉協会の未来の日本を見通す力は異常
硫黄の香りを存分に楽しんで風呂を出る
たぶんトータルで2時間以上いたよね
部屋に戻る途中で女将に会ったんだけど、
なんか、夜に鳴って急にばたばたと5人客が入ったって
あなたが来るまで今日は予約ゼロだったのに、
あなたは客を呼ぶ力があるのねみたいなこと言われたんだけど
実は俺は昔からそういう力を持っていることを自覚している
寂れた観光地は俺を誘致すべき
誰も客がいないガラッガラの閑古鳥の店に一人で入るの余裕なおれだけど、
なぜかそうすると、俺の後に次から次へrと客が入ってきて
いつの間にか混雑、っていう事がしょっちゅうだ
まあ、人の心的に、誰もいない店には入りにくいが、
客がいると俺も入ってみようかな的な作用があるのだろうけど、
それにしても、俺はほかに客がいないからゆっくりできるわ的な気分で客がいないところを狙っているのに
俺的には微妙な心境なんだけど
でもまあ、俺が入った途端に他の客がどんどん帰る、っていうよりはいいよね
おまけ
館内のむささび大明神

こういう旅館の楽しみの一つが、
蔵書

こういう入手しにくい地元本があるので超楽しい
群馬県政風雲録だよ?
なぜか駅でよく売っている系のエロ小説も充実していた

高崎駅でゲットした地元本読みながら寝る

箕輪城残月記
現在の高崎にあった、戦国武将・長野業政の居城、
箕輪城のお話

長野業政は武田信玄の攻略を
上野の豪族を見事に束ね、6回も撃退した名将
上州の黄班(上州の黄虎)の異名をとった男
だが、寿命に勝てず死亡したところ、
武田信玄は小躍りして攻め込み、見事に長野氏は滅ぼされた
その長野一族の物語
ちなみに、長野業政の名前の「業」は、
ご先祖様の在原業平からもらっている
女子供でも知っているような一流の有名戦国大名とは言い難いが、
関東ではいぶし銀級の大名
が、書いた奴の文才は残念
ガンダムSEEDばりに、
何回も何回も何回も何回も同じ場面が繰り返されるし、語彙も乏しい
が、寝る間際の読書としてはこのぐらいがちょうどいいのかも
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