いなかのやま
１日目③
いなかのやま
さて、次は霧山城を目指します！
榊原温泉を出発し、おなかが減った気持ちでいっぱいになりながら山の中の田舎道を南下します。
田舎道なので周りの建物も田舎です。
わらとかつんであります。
そんな感じでうねうね１０分ほど走りました。
すると突然、道の脇に
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「高さ５０㍍の純金大観音像あります」 |
みたいな看板が登場。
これは見なければいけないと思い、あわよくば観音像の指でももいで持って帰ろうと思いつつハンドルを切ります。
そしたら「榊原温泉口」駅前げっきょく駐車場（なぜか変換できない）がありました。
さすが駅前、結構高いです、3500円。
一瞬ここに車を止めようかとも思ったが構わず進行。
すると
突如現出した謎の石像群！！！
そうここがあの世界的に有名なルーブル彫刻美術館なのです！！！！！！！！
初ルーブル
あの有名なミロのビーナスと
偉大なサモトラケのニケー像
この二つの世界的に有名な彫像に囲まれた偉大なる美術館、それが
ルーブル彫刻美術館
このルーブル美術館は、別にパチモンとかそういうんじゃなくって、
ちゃんとした本家本元の協力によって作られた正真正銘の姉妹館です。
ルーブル美術館のピエ－ル館長さんもちゃんと観に来ています。
有名作品が約1300点展示されていて、ルーブル美術館より直輸入の美術品の販売までやってます。
館内にはかの有名な
ロゼッタストーンや
ネフェルテティの胸像、
自由の女神の原型（フランス版）
円盤投げ男
おまえら安心していいねよかったね
フランスの英雄ジャンヌダルク
など、古代エジプト、ヒッタイトやアッシリア、メソポタミア、古代アメリカ、インド、そして日本の仏像など、
世界中から集められた彫像の数々が所狭しと並べられていて、しかもベタベタ触ることができる。
館内はガラガラでほかに客はいない。
彫像以外にも、
リトルビッグホーンの戦いで有名なアメリカの英雄カスター将軍の銃とか
ナポレオン皇帝の銃とかも展示されている。
ガンマニアにはたまらんのかもしれないし、そうでもないのかもしれない。
美術品の販売もしていて、ほしかったのだが・・・
http://www.louvre-m.com/hanbaihin/no3/kouma.html
結構高かったのであきらめた。
ルーブルに行きたくなった人はこちら↓
http://www.louvre-m.com/index.html
入場は大人1,500円です。
初蛙
ルーブルの外は
カエルが
うじゃうじゃいた
理由はよくわからない
大観音寺第一の関門
http://www.daikannon.or.jp/top0.html 金！金！金！
さあ、ルーブル美術館の真向かいには、例の「巨大純金観音菩薩」が祭ってある大観音寺がある。
この寺に入るのは有料だが、
ルーブル美術館とセットの入場なら￥2000円で両方見れる。
別々に見るより1000円もおトクだ！
さらにこれ↓をＰ／Ｏして持ってくと1割引だよ！！！
これが大観音寺全景だッ
まずはじめに超物販ゾーンを通過しなければならないッ
通路に延々と並べられた物販お宝の数々！！（あとで春）
そこを乗り越えてやっと、入場券売り場にたどり着くッ
売り場でルーブルとのセット入場券を提示すると、
親切なおばさんがわざわざ先導して案内してくれるッッっ
案内された先は
・
・・
・・・
広いお土産売り場！
なんかしらんが、
十二干支にちなんだお守りとか
十二干支の守護神像とか、
十二干支の守護観音のお守りとか、
とにかくなんか知らないが理由はわからないまま勧められまくるッ
これは恐ろしい寺だ
そうした勧誘を乗り越えた者だけが、次の部屋へ案内されるのだ
そこには
時価５おくえん相当の、純金の像がある！！
「ちょっとぐらいならなでてもいいよ」って書いてあるのだが、、
そこまでいくにもさらにおみやげ物の数々の中を縫っていかなければならない！！
ショートカットはできないようになっているッッ
当霊場は、宝くじ当選者が多数（年間20～30名）
お礼参りに 来ることでも知られています。
過去には、オーストラリア宝くじ35億円を当てた青年も訪れました。
だってさ！
大観音寺第二の関門 巡礼地獄
さて、ようやく物販ゾーンを脱出し、おばさんたちを振り切ると、突如現れるのが
謎の巨大下駄と猫オーケストラ
理由は謎
ここを過ぎると謎の階段を登らされる。
その謎の階段を登りきるとそこは
百観音霊場
ここでも入り口のおばさんが大活躍ッ
ここには、
関西33箇所
関東33箇所
秩父34箇所
の計１００箇所の霊場の本尊が奉ってあって、
ここ一箇所回るだけで日本各地の１００霊場を巡ったのとまったく同一の御利益があるという有難い霊場なのです
なぜ秩父なのかとかは謎。
とかなんとかいう説明を一方的におばさんから聞かされるが、
いつの間にか話は十二干支の守護神像の話になっているので半分シカトしながら中へイン
要するにこんな感じで
下の足の形したところを踏み踏みしながらいっこずつ拝めというわけだが、
１００体の観音像の前にいっこずつお賽銭箱が置いてある。
一体に５円ずつお賽銭していっても、５円×１００体＝５００円で、５円玉が１００枚必要になるわけだが
心配ご無用。
入り口でおばさんが５円玉100枚セットを販売してる。
残念ながら5円玉セットは購入せず、賽銭なしでまわり始めたが、そこは寒い２月。
靴を脱いで、金属製の冷え切った足型の上を２歩×１００体＝２００歩も歩かされると、
最後は足が凍傷になってしまったかと思うぐらいに冷たい。
まじで最後の方は機嫌が悪くなった。
しかもなぜか３３体見終わるたびに、おばさんが物販にやってくる。まじでうざい。
ていうか、
１００寺の本尊が祭ってあるとか言うが、
ほとんど使いまわしというかコピー。
隣の観音像と見比べてもまったく寸分たがわず一緒なんてザラで、たぶん４、５種類しかない。
もう最後はどうでもよかったのだが一応ちゃんと１００体見終わって早々に引き上げようとするとおばさんがやってきて、
湯飲みにお湯を注ぎだす。
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さすがにｵﾂｶﾚｰ寒いからお茶でもどうぞとか言うのかと思ったら
「この湯のみ、
お湯を注ぐと観音様と七福神が浮かび上がるんですよ
すごいでしょ、
御両親のお土産にまじおすすめ」
久しぶりにここまで低俗なお土産を目の当たりにした。
まじで
しょうもない
と
怒りを禁じえなかった
むしろ
寒い笑いすら感じた
手はグーになった
湯飲みの中身は白湯だった
無言で立ち去った
大観音寺第三の関門 悪趣味地獄
ようやく巡礼地獄を抜け出すと、そこには本当に低俗な粗悪品の数々。
カラオケ観音
ガン封じ神獣
天狗滝
金が倍になる釜
神の手
なぜか鳥居に支えられている
そして明らかに純金じゃない（はがれてた）
「純金大菩薩」
おそらくこの寺は現世に現れた本当の地獄なんだと思った。
大観音寺の石コレクション
話は前後するが、この大観音寺第一のゾーン、物販地獄の入り口には５０㍍ぐらいにわたって石っころが並べてあるのだがこれが凄い。
たぶん間違いなくこの寺で一番ここが凄い。
たとえば
石をズバっと切って磨いただけで水墨画のような風景が浮かんでいるという「雪山石」
柳
さらに凄いのが
アラビア数字コレクション！
自然に転がっている石からこれだけ探してきたことが凄い
⑩ ⑨ ⑧ ⑦ ⑥ ⑤ ④ ③ ② ①
もっと凄いのがアルファベットコレクション！！
これはもう神の域だ
漢字もあるよ
山 承
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